スタッフブログ
ワイドアルミのスタッフが日々を綴る!個性豊かな記事やリフォームのお役立ち情報を発信中!

ガラスの熱割れ

こんにちわ、ワイドアルミ工事部サッシ班の澤田です。
今回は自然に割れるガラスについてまとめてみました。

え?なぜガラスが割れてるの?
なにかが当たった形跡もないのに・・・

このような経験をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
直すのはいいけれど、原因が分からないとちょっと気持ち悪いですよね。

ガラスは経年劣化で、耐久性が落ちてきます。
曇ったりしやすいくなるのもそのせいで、環境によっては割れてしまいます。

では、新築直後や交換して間もないサッシのガラスが割れてしまった場合は?

飛来物が確認できないなら、
恐らく「熱割れ」が原因でしょう。
熱割れとは、ガラス表面の温度差が起因して発生します。
ガラスから直角に近い角度で、一本ないし二本以上で枝分かれしている割れ方はこれにあたります。


ガラス一部に直射日光があたる部分は膨張する、日光があたってない部分は
膨張しない。
この温度差がガラス表面で引っ張りあい、結果割れてしまいます。

「膨張」という見えない現象により、え?何故割れたの?と
疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
似たような割れ方をしていた場合熱割れの可能性が高いです。

そしてこの現象は、複層ガラス・網入りガラスの方が発生しやすいです。
折角の高機能ガラスなのに・・・と思いますよね。

防火性の高い網入りガラスは、内部の金属ワイヤーが熱を吸収して膨張
その温度差に耐えきれず熱割れ。

複層ガラスは内側と外側でガラスで温度差が大きく発生し、その結果熱割れ。
つまり一枚のガラスよりも割れやすい構造になるということですね。

困りましたね、折角いいガラスにしたのに・・・

ちょっと待ってください!そんなあなたもこれで安心!
・・・とまではいきませんが、できる対策はあります。

「ガラス表面に温度差をつけないこと」がそのまま対策ですので
[簔繁爾良を直接当てないように風向きを調整する
∩襪良婉瓩吠を置かないようにする
M枦たりがより窓を外から遮熱する

 ↓△呂垢阿砲任る対策になっています。
は日除けのシェードなどを取り付けることで対応可能でしょう。

後は断熱シートを貼るのも、熱が籠ってしますので割れる可能性はあがります。
できる対策は少ないかもしれませんが、可能な限りできるといいでしょう。

実際は、熱割れを起こすこと自体はそこまで多くないので
さほど心配されることではありません。

もし割れてしまった場合には、我々ワイドアルミにご連絡下さい。
保険適用できるかどうかも踏まえてご相談お受けいたします。

以上、サッシ担当 澤田からでした。
ご一読いただき有難うございます。